スケジュール

マスコミからの取材後にやるべき事とやってはいけない事

無事に取材が終了しました!3日後にテレビで放送されるそうで楽しみです!

広報初心者さん

さとう

楽しみですね!では取材された後にやるべきこともお伝えしますね

取材直後の対応

取材された後、記者やメディア側は会社に戻って記事を書いたり、映像の編集作業をします。その時に「あれ?この内容であってるかな?ちょっと広報担当者に電話して聞いてみよう」ということがあり、取材後に電話連絡で事実確認される場合があります。連絡があったら、すぐに答えましょう。この時、社内に確認しなければならない場合でも、最優先事項でとらえて即座に答えるようにしましょう。

取材後に絶対やってはいけないこと

「新聞掲載前に記事をチェックしたいです」「放送前に映像をチェックしたい」
気持ちはわかりますが、これはタブーです。絶対にやっちゃいけません。やってしまった場合、もう二度とその媒体から取材が来ないと思った方がいいです。

なぜタブーなのかと言いますと、メディア側に「編集権」があるからです。取材された側(企業側)が内容の変更を依頼するなどして企業側の都合の良い内容にすることは、編集権の侵害になります。

ただし、たまに掲載前に記者から「記事を見てほしい」と依頼されることもあります。
この場合、広報担当者がチェックするのは事実関係のみです。(企業名があっているかどうかや、数字などのデータに間違えがないかどうか等)
記事の表現方法に赤字を入れたり、内容を変えるような赤字は入れてはいけません。

告知をしましょう

テレビで放送される場合

ホームページやSNS等で「○月○日○時放送の●●●という番組で、当社の□□が紹介されます!」とテレビで放送されることを伝えましょう。テレビ局の番組ホームページ等をシェアしてもOKです。ただし、勝手にテレビ局側のホームページに掲載されている画像を自分のパソコンに保存してUPするのはNGです。あくまでもシェアする形で紹介しましょう。

新聞掲載される場合

ホームページやSNS等で「○月○日の●●●新聞で、当社の□□が掲載されます!」と告知しましょう。

さとう

社内のスタッフや社員にも伝えることをお忘れなく。

放送or掲載日

テレビで放送される場合

念のため録画しておきましょう。録画する目的は、放送内容を確認するためです。

新聞掲載される場合

掲載記事がのっている新聞は、2部買っておくと良いでしょう。1部は記事を切り抜いたりして使う用、もう1部は保管用です。

放送or掲載された後

テレビで放送された場合

テレビで放送されました!ということを伝えるためのブログ記事を書いたり、ホームページに掲載したりしましょう。
最近ではテレビ局側で動画を配信している場合があります。もし該当する番組が配信されていたら、リンクを貼りましょう。

注意
テレビで放送された内容を自社で録画して、インターネット上で動画を流すことは違法です。なぜ違法なのかは、こちらのサイトを見るとわかると思います。
https://j-ba.or.jp/ihoubokumetsu/

新聞掲載された場合

まずは新聞社に申請をします。新聞に掲載されました!ということを伝えるためのブログ記事を書いたり、ホームページに掲載したいのですが、この時に使う記事を利用させていただくために新聞社に申請します。

MEMO
各新聞社の申請ページはこちらです。
朝日新聞:http://www.asahi.com/shimbun/chizai/
読売新聞:https://www.yomiuri.co.jp/policy/application
日本経済新聞:https://pr.nikkei.com/share/
北海道新聞:https://www.hokkaido-np.co.jp/copyright/

業界新聞などは電話して聞くなどしましょう。

新聞社の許可が降りてからホームページやブログ、SNSなどに掲載しましょう。

注意
1年間までなら利用可能など、期間が限定されている場合があります。必ず更新月に更新料を支払うなど、忘れないようにしましょう。

さとう

社内スタッフにも新聞掲載記事を回覧するなどして伝えましょう

放送or掲載された内容に間違いがあった場合

取材される側にとっても、取材した方にとっても、絶対におこしたくないのが「間違えた内容で放送or掲載してしまった」ということです。これを防ぐために、広報担当者は事前に正しい資料を作ってメディア側に渡したり、質疑応答に答えたり、取材当日の内容を細かくチェックしたり、放送前のメディア側からの連絡にしっかり答えたりする必要があるのです。

自社のミスで間違えた内容が放送or掲載された場合

間違えた内容をメディア側に伝えてしまったために起きた出来事なら、メディア側に謝りましょう!!謝罪した上で正しい情報を伝えましょう。その内容によって、メディア側が訂正して放送などする場合があります。

メディア側のミスで間違えた内容が放送or掲載された場合

正しい情報を伝えたのにメディア側が誤った内容を放送or掲載してしまったなら、放送や掲載記事を見たが間違えた内容で放送or掲載されていたと伝えましょう。この場合は正々堂々と訂正を依頼してかまいませんが、訂正していただいたらお礼も忘れずに。

MEMO
小さな問題であれば、テレビ局や新聞社のWEBページのみ修正していただけるようお願いしてみましょう。社会に多大な影響を及ぼしそうな場合や、人権侵害に繋がりそうな場合等は、広報担当者は危機管理広報の専門家に相談した方が良いでしょう。
我が社がついにテレビデビューできました!嬉しいです♪

広報初心者さん

さとう

おめでとうございます。今後も継続してプレスリリースをつくって、また放送されるように努力しましょう
プレスリリースとは? メディアに紹介されました!のメリット 取材依頼がマスコミから来たらどうする?準備と当日対応のためにやっておきたいこと