広報担当者の仕事は伝えるのが仕事です。
「我が社はこんな会社である」ということを周りの人に知ってもらうためには、伝えなければいけません。
何を伝えるべきなのか?ファーストステップとして、日々の取り組みを伝えることからスタートしてみましょう。
広報初心者さん
さとう
日々の取り組みを伝えるメリット
どんな会社なのか?どんな商品やサービスなのか?は、1回伝えただけでは伝わりません。コツコツ、根気よく伝える必要があります。
社内では、日々いろいろなことが起きています。
現場では必ず誰かが働いていて、業務を進めていることでしょう。
それらを伝えることで、ステークホルダーは色々な角度からあなたの会社について、商品・サービスについて知ることができます。
そして日々の取り組みを伝えることは、広報担当者自身にもメリットがあります。
広報担当者が会社の商品やサービスを学ぶきっかけにもなります。
広報担当者自身が商品やサービスを理解していないと、相手に伝えることができません。
広報の仕事は伝えるのが仕事ですが、相手(ステークホルダー)が理解することが大事です。
理解していただいて初めて関係がつくれるのです。
社内をよく見る
社内をよく見て、今日はこの情報・様子を発信すると決めましょう。
日々の出来事を伝えるために、何か特別なことを書く、考える必要はありません。
まずは社内や現場をよく見てみましょう。
そこで社員が何をしているのか?気になるものや事柄がないか?珍しいものや事柄がないか?
日々当たり前のようにやっていることでも、あらためて発信してみましょう。
自社にとって当たり前のことでも、周りの人は知らないこと、当たり前じゃないことも多いのです。
現場の社員に話を聞く
これを発信しようと決めたら、そこで働く社員に話を聞いてみましょう。
「この仕事は何をしているんですか?」
「何のためにそれをするのですか?」など、いろいろ聞きます。
社員の言葉は、そのままブログ記事などに使えたりしますので、メモをとるのをお忘れなく。
自分が記者になったつもりで、取材する意識で話を聞いてみましょう。
写真や動画を撮る
写真や動画を撮りましょう。
文章で伝えるだけではなく、必ず写真や動画と共に発信することを意識してください。
もちろん無くてもOKですが、写真や動画があるのと無いのでは、伝わる量と質が違います。
・カメラ(スマホでもOK)
・ノート
・筆記用具
伝える手段を選ぶ
伝える手段はいろいろあります。
facebookやTwitterなどのSNSで伝える、ホームページに掲載する、ブログで伝える、広報誌で伝えるなど。
どんな手段で伝えるかは、誰に伝えるのか?で選びましょう。
注意しなければいけないのが、一般的なデータだけで判断しないことです。
例えば、相手が70代だからネットしている人は少ないから広報誌だけで伝える。
20代に伝えたいからSNSだけで発信する。などです。
自社にとって重要なステークホルダーは誰か?
そのステークホルダーに情報が届く手段を選ぶことが大事です。
もちろん1つの情報を、いろんな手段で伝えることができればベストです。
例えば、ブログを書いてSNSでその記事をシェアしたり、広報誌をつくってホームページにも掲載したりなどです。
そうすることで、たくさんのステークホルダーに情報を伝えることができます。
広報初心者さん
まとめ
机の前にただ座っていただけでは、何を書いていいのか、何を伝えたら良いのかわからないと思います。
現場に足を運んで、社内を見てみることが大事です。
まずはなんでもいいので、発信してみましょう!
Step2:社員等に話を聞く
Step3:写真や動画を撮る
Step4:伝える手段を選ぶ、1つの情報を多くのステークホルダーに伝えられないか考える